俺の会社のモンスター② 〜21時から説教する社長〜

目次

プロフィール

業種:IT
創設:6年
在籍:3ヶ月
モンスター:社長

エピソード

新卒から4年が経ち転職を志して某求人サイトの登録をすると無数の企業からオファーメールが届いた。

ある程度の名前の知れている企業でそれなりの営業実績を出せていた俺。
スカウトサービスに登録すると沢山のオファーメールが。そんな中で無性に駆り立てるメッセージが目に留まった「ITの力で世の中を変える新クラウドサービスの営業募集」商材は自社開発のクラウドサービスとITコンサルを行っていくといったもので面接を受け、ベンチャーへの転職であることからも給与的にはダウンであるものの新サービスは非常に共感できるものであり、ここでキャリアアップをそんな高まる思いを持ち入社当日。

当日直属の上司に当たるハゲ散らかした男が衝撃の一言を放った。

「SES以外サービスないから」

どうやらクラウドサービスとコンサルといった内容をちらつかせると採用の募集数が増えるらしい、その餌にまんまと釣られた俺。今後リリースの予定などはあるんですよねの問に一切目処はなく開発も進んでいないというありさま。そんな事で予想しないSESの世界に足を踏み入れたのだが、同日入社の男性は人事で採用されたのにも関わらず営業をやらされていたのでまだ、私のほうがましなのかもしれない。

この会社の抱える要員の人材が半端ない。離職期間3年、定年過ぎで初めてITの世界に入りたいという職業訓練校のベテラン、いわば転職難メンバーのオールスターだ。

同様に騙されてきたメンバーは同時期に5人いたわけだが2週間以内に1人、1ヶ月目に3人が辞め1ヶ月の定着率が20%というカオスな数字を叩き出した。そして残った俺ではあるが、営業のたびに極度のストレスに追われていた。

この業界では各企業から案件内容をいただき、該当する人員を経歴書を共有して相手の会社と要因と私で話す面接のような機会があるのだが、そこにコテコテのおじいちゃんを連れて行った時に相手の会社が僕がエンジニアだと勘違いすることは序の口で。
契約後もトラブルメーカーが出社を拒否する事や都合が悪くなると日本語が分からなくなる中国国籍の従業員など毎日営業どころではない。

そして何より社員が辞める原因は中国国籍の社長だ。この男は狂っていた。

定時が18時なのだが21時からミーティングを入れることは当たり前で営業成績が未達のものは21時から2時間程片言の言葉で暴れ散らすのだから勘弁してほしいところ。

その内容もお前は出来損ないや家族やこれまでの教育を否定するような内容で落ち込んでしまうだけでなく、怒りそして呆れてしまうような内容。

下記の内容がすべて揃っているのだから入社一ヶ月の離職率80%は納得の数字だ
・採用要件が全く違い、ありもしない営業商材で人員を獲得
・担当する要員が半端ない難を抱えている
・定時3時間後から当たり前のようにミーティングが始まる
・夜の21時に怒られるの当たり前で新規電話を架ける
・中国人社長が毎日オフィスで発狂
・日々行われる人格否定

そんな俺も3ヶ月目に転職。とんでもない環境ではあったが転職エージェントに一連の流れを共有して無事転職に成功。

まとめ

問題点

日本語が通じない。パワハラの概念がない。

勤怠打刻はあってないようなもの

嘘求人でグレーゾーンだらけ

自社商材の室質がとんでもなく低い

対策

転職前にリリースしてないサービスは信じるな

表上は素直にいながら同業界は引く手は多いのでエージェントに相談

倒し方

打刻等の行動の記録を行う

日々の録音を撮っておく

逆上されても面倒くさいのである程度準備が出来たら労基にGO

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